もしあなたが、会社のお金の流れを把握するための資金繰り表を使ってなかったら
きっと今さら恥ずかしくて作り方も、使い方も聞けないなぁ、なんて思っていますよね。
飲食店に関わって約30年、たくさんの失敗と苦労と感動を肌で感じてきたYUKIOです。
あなたには私の失敗と苦労は避けてもらえるよう、成功や感動はぜひ知ってもらいたく発信しています。
資金繰り表で大切なのは見やすいこと
見づらかったら見るのも嫌になりますからね。
銀行や税理士から渡される表って1カ月単位の表が多く
入力する数字も1カ月合計だったりしませんか?
これでは1枚仕上げるのに別紙で様々な計算をしなくてはいけませので
とっても面倒なんです。
私の紹介する表は、手作りで銀行の通帳によく似せています。
特徴は3つです。
①資金に余裕がなく税理士を雇えない中小企業の方でもすぐ作れる
②使い慣れたエクセルで作成するので使いやすい
③入力も簡単なので毎日サッと入力できる
そして使い続けていくと、会社のお金の流れの法則や問題点も見えてきます。
資金が「いつ」「いくら」必要なのか事前に察知しましょう。
この記事で分かること
●資金繰り表とは
●資金繰り表のエクセルでの作り方
●資金繰り表の使い方
以下の記事では私が実際にファクタリングを利用した「体験談」をもとに、おすすめの5社をランキング形式で紹介しています。
\ 私が実際に利用した信頼できる会社/
※当サイトの一部の記事にはプロモーションを含みますが、収益は更なる良い情報発信に活用させて頂きます。
資金繰りとは
資金繰りとは、あなたの会社の資金が「いつ」「いくら」不足するのかを事前に把握するためのツールです。
精度の高い表にするために
●正確な収入と支出の予測
●資金調達の時期
●支払いのスケジュールを管理
これらを管理するのが経営者にとって重要な仕事の1つですね。
収入と支出を予測する
収入と支出を正確に予測することで精度の高い表になり
リスクを未然に回避することができます。
正確な数字を計算する為の努力は決して怠ってはいけません。
資金を調達する
資金調達は、必要なタイミングで、必要な額を調達することです。
●金融機関からの融資
●ファクタリング
●資金援助
●投資家からの出資
などの方法があります。
精度の高い表を使っていれば、資金が不足する可能性のある「時期」を早く察知できます。
支払いスケジュールを管理する
万が一、支払いが遅れたら。。。ぞっとしますよね。。。
仕入れ先への支払い、大切な従業員の給与、家賃や光熱費、遅れるわけにはいかないのです。
従って支払いのスケジュール管理は大切であり、あなたの信頼を維持し、信用を守ります。
ポイントは、「いつ」「誰に」「いくら」支払うのか!を把握することです。
資金繰り表とは
資金繰り表は、資金の流れを把握するための重要なツールであることはお分かりですよね。
具体的にどのように使うのか、ポイントを解説します。
資金(お金)の流れがきちんと管理されているかどうかが会社の存続に直結することもあります。
資金不足を予測する
あなたの会社がこの先、資金不足になりそうかを早めに察知するおくことで
資金調達の計画が立てやすくなります。
支出の調整をする
表を使うことで、収入と支出のバランスを簡単に把握できるのです。
ムダな支出を早期に発見できたり、現金を効果的に管理することができます。
以下の記事では資金繰りのが苦しい時にとるべき行動と悪化させない方法を解説しています。
資金繰り表をエクセルで作る方法
エクセルで表を作成してみよう
まずはエクセルで表を作成しましょう。
簡単に言うと、銀行の通帳をエクセルで作る!これだけです。
以下の画像は店舗をイメージして作成しましたが、会社版として活用も出来ます。
口座が複数ある場合は、1口座=1シートで作成、各シートの合計が「会社の合計」として管理します。
エクセルなら誰でも簡単に作れます。
この表は店舗イメージの為、毎日入金がありますが
法人相手で入金日が決まっていれば入金日に入金額を入れるだけです。
資金繰り表の使い方5ステップ
ステップ① 収入と支出の予測をたてる
入金予定日に入金額を入力します。
予測の場合も同様です。
店舗のように毎日売上がある場合は毎日入力
請求書を発行する売掛の場合は入金予定日に「入金金額」入力します。
出金の場合も同じように支払予定日に出金額を入力
予測の場合も同様です。
ポイントは予測を「達成できる数字」確定している場合は「正確な数字」の
入力を心掛け、甘い予測、希望は捨てましょう。
私の予測の立て方は、売上なら今の推移(昨年比、予算比)より低めに設定する。
仕入れであれば少し高めに設定することで、良くなることはあっても
大きく悪化する可能性は低くなりますので、参考にしてくださいね。
ステップ② 定期的に更新をする
更新は「口座が動く日」、毎日ならば毎日入力しましょう。
ステップ③ 先の残高を把握する
いつ資金が不足する可能性があるか、つまり資金がショートする日を把握できますので
最低でも半年先までは、どの時期にいくらの残高があるのかを知っておくことが必要です。
ステップ④ 資金調達の計画に用いる
資金繰り表からショートする可能性を察知し対処する事
これが資金繰り表を使う大きな目的の一つです。
資金調達には、銀行融資、ファクタリング、自己資金、投資調達などで確保します。
以下の記事では私が実際にファクタリングを利用した「体験談」をもとに、おすすめの5社をランキング形式で紹介しています。
ステップ⑤ 業績の把握と対策に用いる
一概には言えませんが、現金残高は理由がなければ、増えていく=会社が成長している
減っていく=衰退の可能性があると判断できますね。
成長しているなら、さらに成長させるために
「いつ」どのような「販売促進」「採用」「教育」「投資」
を行うのかを考える材料にしましょう。
万が一、衰退しているなら、急いで原因を探すことが必要ですね。
抑えられる支出はないのか?削減できることはないのか?
様々な視点から問題を洗い出し行動を起こしましょう。
ポイントは「すぐ」「行動」です。
まとめ
資金繰り表は、経営において極めて重要なツールで経営者の大切な仕事です。
正確な予測と定期的な更新を通じて、キャッシュフローを効果的に管理し、問題点の発見を早めましょう。
傷口は浅いうちに治療し完治させましょう。
飲食店は「人・物・金」の管理と言われておりますが、私の考える比重は
「人:80% 物:10% 金:10%」
マンパワー産業では「人」の感情を動かし「行動」が変われが「物」「金」は後から必ずついてきます。
人が変わり「物」「金」が付いてきた時には「資金繰り」大きく変わっている事でしょう!!
この記事は資金繰りを楽にするシリーズの【その他経費編】ですが
同シリーズとして【売上編】【粗利編】【人件費編】の4つの記事で構成されています。
全て読むことで不振の原因が見つかり対策することで資金繰りが楽になる未来が待っていますね!
また、どんな偉大な経営者でも「苦難」「挫折」「失敗」を乗り越え「成功」を手にしているのです。
あなたも苦しい時は一人で悩まず相談できるパートナーを持ちましょう。
経営者は孤独ですのでパートナーは多ければ多いほどより飛躍できまよね。
私YUKIOが、そんなあなたのパートナーになれれば幸いです。
飲食店の経営に関して「お困り事」があればお気軽にお問合せから連絡頂ければと思います。
まずは初回無料のZOOM相談のスケジュールを調整しましょう。
\ 過去の自分を未来に向かって変えよう/
そんなあなたのパートナーになれれば幸いです。
以下の記事では私が実際にファクタリングを利用した「体験談」をもとに、おすすめの5社をランキング形式で紹介しています。
\ 私が実際に利用した信頼できる会社/
Xでも「お金」に関する発信をしていますので見て頂けると幸いです。
会社は安定してますか?
— YUKIO@飲食店コンサルティング (@YUKKIE1122) March 10, 2024
今日は安定の定義で2つの要素を話します。
①キャッシュフローの安定
②人材の安定
2つが安定している会社は強いんです。
特に人の内面は目に見えないからこそ目を向ける、従業員のモチベーションを上げる事、大切な要素!
ブログではもっと詳しく解説しています。